富士電機 株式会社

■企業プロフィール

富士電機は、1923年、古河電気工業とドイツのシーメンス社が資本・業務提携を行い、富士電機製造株式会社を設立したことに始まります。

創業以来培ってきた、最小の資源で最高の効率を追求する「確かなモノづくり」で、その時代に必要とされている技術をあらゆる分野に提供してきました。

また、エネルギー・環境技術の革新の追求により、エネルギーを最も効率的に利用できる製品を創り出し、安全・安心で持続可能な社会の実現に今後も貢献していきます。


■機械系技術とその製品例

ラックアンドピニオン式ドア駆動装置

富士電機は、当社独自のモータ制御・サーボ技術を適用した鉄道車両用ドア駆動装置を供給しています。本ドア駆動装置はギヤ等の変速機構を用いない直接駆動式であり、乗客やその持ち物がドアに挟まった際の検知性能・ドア開閉時の制御性能を向上させています。これらの信頼性・安全性は営業車両による運用実績により証明されており、『ベビーカー引き吊り事故』等で社会的に注目されている『鉄道の安全性』を向上させる対策の一つとなりえます。

富士電機は、上記特徴を維持しつつ抜本的な構造変更により小型軽量化をはかった『ラックアンドピニオン式ドア駆動装置』を開発しました。新規開発した偏平型の同期モータや施錠装置の適用により、当社比50%の消費電力低減と15%の質量低減を達成しています。


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風力発電用永久磁石同期発電機

昨今再生可能エネルギーに注目が集まる中、富士電機では高効率運用が可能な風力発電装置の製品化を進めており、国内最大級の3,000kW級発電機を完成させました。本発電機はダイレクト駆動方式の風力発電システムに適用する低速の発電機です。ダイレクト駆動発電方式は増速ギアを使わない為、トラブルやメンテナンスを減らすことができ、さらに騒音も小さくできるというメリットがあります。風力発電機に適した性能を得るため@陸上輸送を考慮した外形寸法の縮小と軽量化、A耐環境性を考慮した絶縁構造 の目標を掲げ開発を進めました。その結果、全体質量は80tに仕上げ、発生トルクあたりの質量を水車発電機に対し1/10にし、大幅な軽量化を達成しました。

再生可能エネルギーは風力のみならず様々な手法が考えられています。これら分野にも貢献すべく、様々な発電機の開発に力を入れていきます。


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カップ式自販機

カップ式自販機は、飲料プラントに相当する多様な機能が詰め込まれた「調理ロボット」に例えられます。この中では、提供する飲料に応じた各種機能が連携して動作しています。中核になる「カップ内ミキシング装置」は、カップを搬送し計量された原料を受け取り、決められたレシピで湯、水、氷とを混ぜ合わせる装置です。カップの中で調理を行うため、風味を損なわずに衛生的な飲料を提供することができます。「コーヒー抽出装置」ではコーヒー豆に応じて正確なレシピで丁寧にドリップする調理技術を有しています。カップ式自販機が販売毎にミル挽きドリップをしていることを知らない方が多くいますが、最近ではコンビニエンスコーヒーでも展開され、好評を頂いている技術です。

開発では、ユニークなアイデアで要求仕様を実現する要素部品(カラクリ)を考え、それらを組み合わせて調理ロボットを完成させます。近年、富士電機は自販機関連では、”超”ものつくり部品大賞を4年連続で受賞するとともに、省エネに関する公的表彰を3件受賞し、要素部品のイノベーションを評価頂いています。自販機では分野を跨いだ「多様な要素開発」が必要であり、業界の特徴ともいえます。

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現状と特色

富士電機は、電力供給における「創エネ」から、電力需要における「省エネ」、それらをつなぎ最適化する「エネルギーマネジメント」まで、エネルギー・環境事業を中心に、幅広い事業領域を有する重電メーカーです。創業以来、約一世紀近くにわたり培ってきた「電気を自在にあやつる技術」を駆使し、エネルギーを最も効率的に利用できる製品を創り出し、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献しています。

当社の期待する人材

「多様な人材をチームにまとめ、総合力を発揮できる人」

「世界で活躍する志を持ち、自身の言葉で考えを発信できる人」

「自ら高い目標を掲げ、達成に向けて行動できる人」

を求めています。

教育研修

富士電機では社員の能力開発を経営の重要な方針として位置付け、充実化を図っています。東京工場にある能力開発専門の研修所において、内定者から幹部社員クラスまでの階層別研修のほか、選抜研修、グローバル化研修、専門別研修、オープン講座を実施しています。

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